健康のバランスが崩れて現れた症状が肥満です
長野で漢方を使い漢方ダイエットを提案している笠原清心堂です。年を取ると太ってしまうと考えている方が多いですが、実際には太っていない方もおられます。それは健康を維持する恒常性「自律神経・内分泌・免疫」のバランスが取れていると健康を保つために脂肪も適正量に保たれるからなのです。しかし身体のバランス(恒常性)が崩れることで脂肪はどんどん増えてしまうのでダイエットを行うなら健康のバランスを整える必要があるということです。
1.恒常性「ホメオスタシス」とは
日頃私たちが健康に暮らせるのは「恒常性の維持」という機能によって身体の状態を一定に保たれているからです。この一定に状態を保つというのは「体温・血流・心拍・呼吸」など、全ての生命維持に必要な機能をベストな状態に保つということです。
日々の健康維持の要
日々の健康が維持されているのは恒常性(ホメオスタシス)が体内の状態を管理し、調整してくれているからです。
恒常性は身体中のありとあらゆる機能をコントロールすることで日々の健康は成し遂げられています。
つまり恒常性は健康を保つための仕組みなので、ある意味当たり前のように機能しているのです。
恒常性を構築する機能
恒常性は「自律神経・内分泌・免疫」という機能によって構築されており、これらの機関が連携しバランスを取ることで健康は保たれます。
・自律神経系
身体のバランスを整えるための指令を伝達するのが自律神経系と言われるもので。自律神経が指令を伝達(神経伝達)することで内分泌と免疫が機能します。
・内分泌系
自律神経からの指令を受けてホルモン分泌を行うのが内分泌です。ダイエットで最も重要になるのが、この内分泌で日々の代謝は内分泌器官が正常であればこそ起こる科学反応なのです。
・免疫系
自律神経からの指令を元に免疫(体を守る)機能を立ち上げるのが免疫系です。私たちの体は常に免疫が働いてくれているので日常生活に潜む病原菌やウイルスから守られているのです。
2.恒常性の崩壊=体内バランス悪化
身体の不調の主な原因は恒常性のバランスが崩れることで起こります。例えば正しい代謝が起こらない、正しく免疫が働かないなどは正に恒常性にトラブルを抱えています。つまり恒常性に支障きたすと健康が徐々に崩れていってしまうということです。
恒常性不調による身体の不調
ホメオスタシスのバランスが崩れ、働きが疎かになると代謝を調整する内分泌機能や体を守る免疫が正しく機能しなくなります。
その結果、自覚がなくても慢性的な疲労や炎症が身体の中で起こり始めるのです。
そして炎症や疲労が進み健康状態が良好ではないと身体が判断すると少しでも身体を守るために身体はセーフモードに入ります。
肥満は不調が表に出た症状
恒常性の不調により健康に支障をきたすと身体を守るセーフモードに入ってしまいます。
この守りの状態は「エネルギー消費の低下」と「エネルギーの蓄積」を行い身体にエネルギーを溜め込むというものです。
これが「肥満」という症状として現れ「エネルギー消費の削減=代謝低下」+「エネルギーの蓄積=食欲の増加」と太りやすい体質を創り出してしまうので非常に太りやすくなってしまいます。
恒常性の支障が肥満と生活習慣病に繋がる
恒常性のバランス崩れから始まることで身体のセーフティー機能が働き、燃えにくく蓄えやすい肥満体質が作られます。
こうなるとどんどん太ってしまうのは目に見えていますよね。そして内臓脂肪が増加することで内臓脂肪から身体に良くないホルモンが分泌され、動脈硬化や糖尿病などの生活習慣病につながってしまうのです。
3.恒常性を立て直すことで正しい代謝が起こる
身体の代謝バランスが崩れた状態でダイエットを行ってもなかなか痩せにくいのが現状です。痩せ難い身体を力技で痩せさせるのが世の中に存在するダイエットです。笠原清心堂では身体のバランスを無視せず見直すことで正しい代謝を起こし減量をサポートします。
減量しても痩せない理由
太る大きな原因は「身体のバランスが崩れ→エネルギー消費を抑え→蓄えることに専念」している状態なのです。
そんな「痩せにくく太りやすい」状態でダイエットを行っても簡単には痩せることができません。
だから世の中にある「ライザップ」などのプロによるダイエット指導は、悪い代謝状態で痩せる必要があるので非常に過酷なのです。
正しく代謝できる身体を作る=ダイエット
痩せない身体にムチを打って力技で痩せるのではなく、正しく健康的なダイエットの順序として「①身体のバランスを立て直す」「②節度あるダイエットを行う」という順番を守る必要があります。
つまり体を立て直すことが正確な代謝を起こすことに繋がるので、正確なダイエットに身体が反応するので痩せやすくなるというのが正しい減量です。
4.バランスを立て直す=漢方と東洋医学
バランスが崩れて現れた病にアプローチしてきたのが現在の日本に多くする病院で行われている西洋医学です。そして病の根本を深く考え病の元となる身体のバランスを立て直し根本治療を行なってきたのが漢方を有する東洋医学です。
漢方薬はバランスの医学
漢方とは自然の生薬を複数組み合わせて作られた自然由来のお薬です。
複数の生薬を配合することで単一方向の働きだけなく様々な効能効果を発揮するのが漢方薬の特徴です。
つまり複数の生薬がバランスよく効果を発揮することで、配合された生薬がお互いの邪魔をせず、効果を発揮することで単一的に効果を発揮する西洋のお薬よりもバランスを取り根本的な原因を治すことに向いています。
崩れた機能を漢方で立て直す
漢方薬に含まれる複数の生薬によって複数の効果を有しますが、もちろん主として効果を発揮するポイントがあります。
ここが漢方薬の面白くも素晴らしい特徴なのです。
例えば自律神経系に効果を発揮する漢方薬には自律神経と繋がりがある内分泌や免疫系に橋渡しをしてくれるような生薬も含まれています。
つまり治療したいメインのポイントに合った漢方薬にはそのセクションと繋がりがあるセクションとの橋渡しや調和も考えられて作られているのでより健康のバランスを整えやすいのです。
漢方薬と生活週間の両立
健康のバランスを立て直し正常な代謝を導くために漢方薬を服用したとしても、生活週間に改善が見られないと身体そのものに負担がかかります。
これでは本来の漢方の効能効果を発揮できない可能性があります。
生活習慣のポイントとなるのは「睡眠・ストレス・食事」となり、睡眠は眠ることでホルモン分泌を促し、ストレスを低減することで炎症成分の分泌を抑え、3食食事を摂ることで栄養不足による身体の衰弱を防ぐ必要があります。
5.健康と代謝を正し痩せるのが漢方ダイエット
長野の笠原清心堂では正しくダイエットするために漢方で身体のマイナス要素を取り除くことと、生活習慣の見直しを同時に行います。身体のマイナス要素は2つあり、1つ目の「健康のバランス」には漢方を、2つ目の「年齢的な減量ハンデ」には年齢を独自の方法でサポートし、トータル的に代謝を適正化することで痩せやすい漢方ダイエットを実現しています。
正しい漢方ダイエットとは
笠原清心堂では漢方を使うことで太る原因である崩れた体内バランスを立て直し「正しく代謝反応する身体」を取り戻します。
そして更に年齢的に代謝が不利となってしまうポイントにはサプリメントを用いて加齢によるネガティブな部分をサポートします。
まれに漢方薬だけでダイエットしたいという方がおられますが、漢方には漢方の特異なこと、サプリメントにはサプリメントの良さがあり、より良い効果を引き出すには適材適所での仕様がベストなのです。
つまり崩れたバランスの修正と加齢によって低下してしまう代謝のサポートの両立が長野の笠原清心堂がお客様に提案している「漢方ダイエット」なのです。
正しく痩せるための笠原清心堂
笠原清心堂ではお客様一人一人に丁寧にお話を伺い「心の状態・身体の状態・生活環境」などを教えていただくことと、漢方で最高峰の資格「国際中医師」を持つ私による分析にて、お客様の状態を正確に把握しています。
その分析の上でお客様に合わせた漢方や減量方法をご提案させていただき、お客様にとってベストなダイエットになるように生活指導も含めて全力でサポートさせていただきます。
興味のある方はお気軽にご相談ください。