葉酸について
新年明けまして、おめでとうございます。
葉酸はビタミンMで胎児のビタミン。葉酸はアミノ酸の代謝やDNAの合成、細胞分裂に不可欠なビタミンです。緑黄色野菜、特に光合成を活発に行っている葉っぱの部分に多く含まれていています。
葉酸の必要量 成人男女 200μg(マイクログラム)
妊娠中 400μg
ほうれん草 (60g)66μg ブロッコリー 60g 72μg 春菊(60g)60μg アスパラガス3本(60g) 108μg にら100g77μg バイオリンク45粒で180μg
これらを目安に毎日の食材を考えて頂くようにしてほしいです。
葉酸が育む胎児の神経と脳!
働きその1 神経と脳を育てる
葉酸は水溶性ビタミンで毎日適量摂取する必要があります。葉酸は胎児の成長に必要不可欠な栄養素、胎児の細胞分化と発達を正常に促すために働きます。受精卵が急速に胎児に発育する妊娠3~4週目は神経や脳に異常を生じる恐れがあります。妊娠中や妊娠予定の女性だけでなく、妊娠する可能性のある女性は葉酸を意識的に摂取することが大切です。アメリカでは若い女性に葉酸摂取が推奨されています。そのため胎児神経障害の発生は、この10年間で約10分の1に減少しました。日本では葉酸摂取の重要性が理解されていないため、その発生率は増加しています。
働きその2 健康な血液を作る
葉酸とビタミンB12は造血に欠かせないビタミンです。ですから鉄分だけでなくこれらのビタミンも積極的に毎日摂取する必要があります。胎児はお母さんの血液から酸素と栄養分をたっぷりもらうことで正常に発育していきます。お母さんの良い血液が胎児を育てます。お母さんの良い血液が胎児を育てます。良くない血液では胎児が息苦しがっているのです。